待宵46番
このタイプの詰将棋は知っている
これは実戦形での人気のある形
手順は
初手33角
ここに角を打つ事で33の地点を退路封鎖する
22合は23桂
同桂は22銀同玉23銀11玉22銀
で詰む
同角になり33の退路を封鎖してから
22銀
同角は23桂で詰むので
同玉となり
31銀
下から銀を打つ
上からの23銀は11玉と逃げられて駒が足りない
上から23銀と打ったので詰まなくなった図
31銀
同玉
32銀となり
42玉は43桂成51玉52成桂で詰む
22玉
23桂成
11玉
21銀成
桂を取って
同玉に
桂打ちのスペースを作る
32成桂
11玉に
23桂で詰め上がり。
ちなみに最後
32成桂のところで32銀成11玉22成桂同角23桂の変長がある
今でもこのラスト変長は問題無いだろうと思っている。
このような形で初手33角と打って退路封鎖する手筋は
初めて見た時には印象に残る手筋であった
最後の桂打ちのスペースを開ける手筋は
初めて見た時は悩んだものである
懐かしい感じのする詰将棋であった。
そこでこの詰将棋を眺めてみると
合駒を出すのが難しい
無理諦めた
出すのが難しい気がした
結構駒置かないと難しい気がする
「あきらめます」
待宵45番
結構出てくるタイプの実戦形なのだが
この詰将棋は簡単ではない
それもそのはず
「将棋駒競」第34番と同一図
そりゃあ難しいよね
手順は
初手手筋に見える23金は意外に詰まない
そこで初手22角
同金と取られると詰まないように見えるが
ここで23金
同金は32金43玉42飛成
43玉は42金
ですぐ詰む
同玉に
15桂と詰みの拠点を作り
33玉に
22飛成
同玉は上から金2枚を打てば詰むので
43玉
53金
同玉に62龍となり
同玉は62金71玉72金打
43玉は53金33玉23金
で詰む
これで全て読み切ったと思いきや
2手目の応手が違う
2手目は角を取らずに
43玉
ここで53金
同金
同飛成
同玉と駒交換を行う
玉の上部脱出防ぐ為に
63金と打つと詰まない
63金で詰まないなら玉の上部脱出を阻止できないと思いきや
初手に打った角を動かす
31角成
この手で玉の上部脱出が出来なくなる
62玉は63金71玉72金打
43玉は42金33玉32馬
で簡単に詰む
よって42合になるのだが
例として銀合は
63金43玉53金打となり
同銀は同金33玉32金23玉22馬
33玉は32金23玉22馬
で詰む
この詰め手筋を防ぐ為、42の地点に32に利く駒を合駒する必要がある
具体的には飛合か金合
飛合は
63金43玉53金打33玉になり
32金で詰まなくなっているが
別の詰み筋が発生している
42馬
22玉に32飛23玉15桂13玉31馬となり駒余りで詰む
というわけで42の地点の合駒は金になる
飛合の時と同じで
63金43玉53金打33玉42馬22玉と進めて
23金
後は同玉15桂12玉23金で詰め上がり。
変化手順も作意手順も読みを必要とする詰将棋であった。
この詰将棋は知らなかったのだが形と手順的に有名詰将棋の感じがした。
実は相当推されている詰将棋だったのか?
そこでこの詰将棋を眺めてみると
これ無理っぽくない
出来るのか?
考えるのは明日
待宵44番
この手筋は知ってる
この手筋は超有名手筋
「将棋駒競」第33番と同一図
有名なわけだ
手順は
初手この形の手筋
84桂
逃げる及び同銀はすぐ詰むので
同歩に
先ほど歩のいた地点に打ち込む
83金
この詰将棋らしい手筋
同銀は
73飛成同玉62銀63玉73金で詰む
61玉は
62金同銀同銀成同玉73金51玉62銀で詰む
同玉に
82金
93玉に
73飛成
83の地点への合駒だが82の地点に利かない合駒は
92金同玉82龍で詰む
82の地点に利かす83飛合は
同金同銀95飛94合82龍で駒余りで詰む
よって83金合になる
ここで手筋の92金
同香は82銀で詰むので
同玉に
またもや手筋の
81銀
同玉に後は83龍同銀82金で詰め上がり
基本手筋を詰め込んで詰方の駒2枚での詰め上がり
有名詰将棋は完成度高いわ
そこでこの詰将棋を眺めてみると
金合が出る気がしないであろうか?
43番作ってないので明日考える
待宵43番
実戦形
これは何ていう手筋なのだろうか?
結構俗手であろうか?
手順は
初手32銀
同金寄は
41龍42合52馬で早詰
同金上になり
同龍
同金は52馬で詰むので
同玉に
42馬
同玉で
21龍と51馬を金2枚と交換する
ここから
52歩成
同玉と取れば上から金2枚打てば詰むので
31玉に
32金
同玉に
24桂と打てば玉が逃げれなくなるので後は金打で詰み上がり。
持駒の余らないこの手順がおそらく作意
5手目52馬に
21玉と逃げると
32金
12玉
22金となり
同玉は31角12玉13金21玉22金で作意手順より2手長く駒余り
13玉は24金22玉33桂成12玉23金21玉22金で作意手順より4手長く詰む
まあどちらとも作意っぽくないので駒が余らない方が作意であろう。
実戦での駒を取って玉を追う手順を主軸にした詰将棋という印象であった。
62歩成から初めた方が良かった気がしないでもない。
そこでこの詰将棋を眺めてみると
どういう感じにしたら良いのだろうか?
取りあえず先にまだ考えていない41・42を考えよう
41は考えた明日へ
次の次の日
(ウリンチャージ作図)
出してもいいけど
よくわからん
「というわけでわからん」
待宵42番
驚くほどの陣形図式
銀冠
という事は
江戸時代には銀冠は有力な囲いとすでに認知されていた事になる
もう銀冠は江戸時代には有名だったんだね
知らんかったわ
手順は
初手金を取る
72銀成
まあこの持ち駒なら金をとるよね
92玉なら91飛成同玉82金で詰む
同玉に
71金
玉の下に金を打つ
82玉は81金92玉91金93玉82銀になり
後は同玉81飛成93玉82銀で早詰
見返してみるとここが説明不足やったな
同銀には
何と!?
93銀
この手で詰むようになる他の手は詰まない!
同玉は91飛成92香合82銀93玉93金同香同龍で
同香は71銀83玉82金で
詰む
同玉になり
71金に
62玉となり
61飛成or42飛成で詰みそうだが詰まない
そこで
手筋の53銀
同玉
44銀
52玉は42飛成で詰む
32とは42飛成で玉を詰ます為にある駒
(その為44銀と打たずに42飛成でもよくなっている。作意は銀を引かす44銀っぽい)
64玉に
55銀と銀を引く
44に打った銀を55に引かせて
同歩に
44飛成
銀を有効に利用して
54に地点にある歩を55に移動させる
その手順のお陰で飛車で横から王手できる
63の退路を開ける為
54金上の移動合
後は55金63玉54龍62玉61金打で詰め上がり。
銀の活用が印象に残る詰将棋であった。
銀冠は昔から有力な囲いとして知られているのが分かる
そこでこの詰将棋を眺めてみると
もうね最近寒くて何も考えられないんですよ
これは
41番もまだなのに
42番も明日
寒い
コロナになりたくないからね
二日後
(ウリンチャージ作図)
脅威のけっつけ
銀冠で考えてたけど
駒余り変長が解消しづらい
「無理でした」
待宵41番
何だろう?記事タイトル入ってなかった
これも待宵にあったか
最後はまったりとした感じ
手順は
初手96龍
95に合駒を打つと
85金同と同馬で詰む
玉が逃げれない
そこで2手目は玉の退路を開ける
95桂跳
こうすることによって
83の退路が開く
この桂の移動合が有名手筋
次に85金と打つと
退路が開いたので83玉と逃げられる
こうなると詰まない
3手目は84金
同玉になり
玉に逃げられそうだが
驚きの
85龍
同とと取ると74と94玉61馬で詰む
何と!?
85龍を取ることが出来ない
玉が逃げるしかないので
73玉
ここでと金を取る75龍は82玉とされ詰まない
龍を近づけられるように
74と
72玉は83と71玉82とで詰む
同とに
同龍となり
後は82玉83歩81玉63馬91玉71龍92玉82龍で詰め上がり。
何と意外に深いところがある詰将棋であった。
そこでこの詰将棋を眺めてみると
今日は遅いので明日
二日後に考えた
(ウリンチャージ作図)
出す位置が難しい
もうこれでいい
「出す位置わからんわ」
待宵40番
初めて見た
にも関わらず
何故か不思議な感覚に包まれて
駒余るんじゃないって気がした
初めて見たのに不思議なこともあるもんだ
手順は
初手玉の退路を防ぐ
33馬
合駒をすると61飛で詰む
同桂に
61飛
42玉に
急所の
34桂
32玉となり
玉を逃したように見えるが
ここで21銀
同玉となり玉を21の地点に移動させる
これで詰まないような感じがするが
22金
同銀に
41飛成
これで一気に玉が詰むようになる
後は
31金合
22桂成
同金
21銀
同金
同龍
で詰め上がり。
21銀同銀22金からの41龍が印象に残る詰将棋であった。
やっぱり!?
そうやったか
最後駒余ったか
一目見て分かった自分の才能が恐ろしい
そこでこの詰将棋を眺めてみると
最後多分こんな感じににしないと駒余るんだと思っている
この詰将棋を知らないのに
1000日以上前に考えてた
(ウリンチャージ作図)
今回はこれ!
これは何かというと
今週の詰将棋㉓で出した図!
待宵40番は今週の詰将棋㉓で考え始めた図に恐らく相当似てる
その図はもう覚えてないのだが
駒を余らないようにする形を考えていた図やからね
「1000日以上前に駒の余らない形を考えていたわ」