待宵49番その2
4手目44金合から
ここから43香不成とすると
32玉で上に逃げられる
かと言って
51歩成とすると
31玉43桂不成32玉と上部に逃げられる
そこで最初の中合で出した桂を使って
33桂
上部に逃げられないよう退路封鎖を狙う
同桂と取った場合は
上部の退路封鎖が行われているので
43香不成31玉42と21玉32金12玉13歩成の追詰め
33桂が取れないので
31玉になり
42と
同金
同と
同香成
同玉
と駒を清算して
43金
清算して43金と打つ事により32の地点に詰方の駒を利かす
31玉
23桂
今まで43に活用してきた35桂を23に活用する
同香
32歩
22玉
ここで13歩成は同桂で詰まないよ
21桂成
同玉は13に玉方の駒が利いていないので
33桂12玉13歩成で詰む
同金となり
この時急いで35桂と打つと11玉と逃げられて詰まない
14歩が無ければ35桂の1手で詰むと分かれば
13歩成
11玉
ここで23とで香を取るのは合駒されて詰まない
22と
14歩を邪魔駒消去して
同玉に35桂で詰め上がり。
衝撃の完成度の高さ
信じられますか?
この完成度の高さ!
待宵49番詰将棋博物館見て初めて知ってんけど
これほどの名作が
何故例題にあまり上がってこないのか?
「超国家組織の力が働いているとしか考えられん」
そこでこの詰将棋を眺めてみると
最近は冷えてたまらんな
溜まっているのも土日考えるとしよう