待宵39番
実戦形の好形
こういうのは短手数で詰む
と見せかけて意外に手数がかかる
手順は
初手62銀
81玉に
82歩
同玉
ここから
爽やかに
73銀不成
93玉になり
逃しているように見えるが
ここから
爽やかに
92桂成
同玉は84金
同香は94歩同玉84金同銀同銀成
他いろいろ
というわけで早く詰む
同玉に
82金
そこから
93玉
83金
同玉
84銀成
92玉
ここから
爽やかに
83銀
81玉
82歩
71玉とこうなる
最後は
爽やかに
72銀成
同玉
73成銀
71玉
62角成で詰め上がり。
そこはかとなく爽やかな印象の受ける詰将棋であった。
私の考える爽やかな画像
そこでこの詰将棋を眺めてみると
銀合が出る気がしないであろうか?
出すとは言ってないよ
(ウリンチャージ作図)
これは余詰めが出ててもおかしくはない
が、
爽やかな気持ちで終わりたいので仕方がない
爽やかだ
待宵38番
基本手筋じゃないか
これはもっと推してもいい気がする
実は結構推されているのか?
手順は
初手22金は同金で詰まない
そこで
初手24桂
13玉は11飛成で詰む
同歩に
21飛成
必要そうな41飛をここで捨てる
13玉は24銀成で詰む
同玉となり
ここで
32銀不成
32銀成とすると12玉から逃げられる
同玉に後は33金41玉42金で詰み上がり。
これは桂捨てから飛車捨て銀不成と凄い基本手筋の詰将棋であった。
もっと推されても良さそうな感じがした
実は結構推されてるのかもしれん
そこでこの詰将棋を眺めてみると
明日だな
次の日
こうなってるとは
勉強なったわ
(ウリンチャージ作図)
爽やかな気分の内に作成
爽やかな笑顔
待宵37番
おおっと
有名手筋だ
この有名手筋も
待宵やったか
手順は
いろいろな誘い手があるが
玉を上から押さえようと
初手34飛と打つと
33銀打合で逃れる
斜め前に利かない33合は23金同銀同歩成24飛から詰む
初手は
玉の下から
31飛
同玉と玉を下に行かせて
41飛
32玉は42飛成同玉43金31玉42金で詰む
同金となり飛車の連続捨てが発生する
いきなり飛車を連続捨てした後
32歩
同金は41金
42玉は43金
で詰む
同玉
43金
後は43金31玉41銀成同玉42金で詰め上がり。
この有名手筋も入っとったか
この手筋も入ってるのか
そこでこの詰将棋を眺めてみると
記事書く前に考えた
(ウリンチャージ作図)
2手逆算し切れてないが
これだ
待宵36番
これは
超有名というか玉方41飛が超有名
玉方41桂の代わりに41飛が
将棋駒競 第29番
例題によく上がってくる
手順は
初手33銀
同桂に
なんと
詰みの手掛かりを消すような
31角成
同玉になり詰方の駒が盤上から一枚もいなくなる
この手筋を初めて見た時は
「げえっ詰方の駒が一枚も無い」
と驚いたものだった
将棋駒競 第29番が
途中無仕掛作品第一号局
として超有名
その後
何も手掛かりの無いところへ
32金
同玉に
玉を42から横の地点に逃がさぬよう
42飛
同玉に
34桂
32玉22金で詰め上がり。
一号局にして
この手順
この完成度
将棋駒競 第29番は
これからも例題として上がるのではないのだろうか
そこでこの詰将棋を眺めてみると
これほどの名作やけどやっておくか
これは!?
何か閃いた!?
出来るかもしれないから明日
次の日
閃いたのは
無理っぽい
こんな感じで一式持駒
金合が割り切れないので無理
金は飾り駒
「無理やったか」
待宵35番
この手順で詰むのか
34番と形は似ている
が全然別物
今だとこの手順が使えないのが残念
手順は
初手手筋っぽく見える
32馬とすると詰まない
この後考えても詰まずに
こうなる
初手は32と
13玉に
12金
同玉で玉を1段下げてから
14香
同金と取ると
23金同玉33馬13玉22馬で詰む
14香には香を取らずに
13歩合
ここで22金と打つと
詰まない
こうなる
13歩合には
11金
同玉となり香を前進させる
13香不成
12合は21金で詰む
同金
33馬
後は12玉22馬で詰め上がり。
玉の尻から金を打って香で玉頭から押さえていくのが印象に残る詰将棋であった。
今ならどうするんだろう?
そこでこの詰将棋を眺めてみると
どうするんだろう?
やってみるか
何かあっさり出来た
(ウリンチャージ作図)
あっさり風味のこれでいいんじゃないか
これでいい
「あっさり風味」
待宵34番
なるほど
こうなるか
思い切った手順ってイメージ
そういう意味か
手順は
初手32馬
11玉は21金12玉23馬同玉22金で詰む
12玉
23馬
同玉となり
ここで14金
22玉は13金同玉後は歩を前進させる
14歩22玉13歩成21玉12とで詰む
14金に同歩となり
追撃の好手
13金
同玉に後は歩を前進させる
14歩22玉13歩成21玉12とで詰め上がり。
今なら駒を余らせないこんな感じだろうか
大胆に馬を使って14金同歩13金が印象的な詰将棋であった。
そこでこの詰将棋を眺めてみると
これ出来るか
ちょっと考えよう
なんか
意外に早く出来た
(ウリンチャージ作図)
これでいい
出来るとは
「出来ないと思ってた」
待宵33番
うーん
初めて見た気がする
が、
象戯力草 第7番 他多数
の形を少し変えただけみたいである
私が知らないだけで有名なのか?
手順は
初手61飛成
同金と取ると
63銀
82玉83桂成同玉61角成93玉84金92玉83金で詰む
61飛成を取れずに
82玉
62龍
ここで
72合は
83桂成同玉84金82玉83銀で詰む
62龍も逃げるしかなく
93玉
ここで83桂成とすると94玉と逃げられるよ
93玉には
玉を逃がさないようにする為
82龍!?
94玉と逃げると
83龍95玉84龍86玉77銀97玉88金で詰む
詰方78歩はここで玉を詰めるために必要な駒
82龍に
同玉になり詰まないように感じるが
83桂成
同玉
61角成
これで玉の上部脱出が出来なくなり
72合84金92玉83銀で詰め上がり。
持駒が余るので例題にあまり採用されないのかなという気がする。
82龍の追撃が印象に残る詰将棋であった。
そこでこの詰将棋を眺めてみると
!?
3番でやった
33番まであれはとっとかんとあかんかったか
(ウリンチャージ作図)
うおお!
意外に持ってこれた
ここまでは持ってこれないと思ってた
「意外に何とかなるものだな」