待宵32番
うわあ
凄い実戦形だ
初めて見た気がするが
実は
「将棋智実」第1番の剽窃
みたいである
そこで
「将棋智実」第1番
を見てみると
(「将棋智実」第1番)
こうなっているのか
こうなっているのか!?
勉強になった
待宵の手順は
初手31角
32玉と逃げると22金で詰む
12玉に
22金
13玉21金24玉と持駒に桂を補充
25歩同玉17桂24玉となり
ここで25歩が打ち歩詰めで打てない
好手
15馬
同歩で打ち歩詰めが打開されて
25歩14玉26桂で詰め上がり。
打ち歩詰めを打開する15馬が印象に残る詰将棋であった。
そこでこの詰将棋を眺めてみると
記事を書く前に適当に考えた
(ウリンチャージ作図)
これで夜考えなくて済む
「良かった良かった」
待宵24番を考える
(待宵24番)
これが待宵24番
まあ入玉形なので
角合が簡単に出るだろうと作った形がこれ
ちなみに同一図は何と無かった
のだが
ミーナさんより教えて頂いたが
この図の発展図があった
(松田茂行作 1957/9/1 詰棋通信23号)
この詰将棋があったのなら
私の作った詰将棋は
人知れず
歴史の闇に葬られていたのだろう
だから同一図が無かった
そこで松田作を眺めてみると
知らんかったわ
ここで飛車合になるなんて
(松田作途中図)
ここで49飛とすると下に利く駒を合駒しなければならないので
飛合か金合になる
金合は早詰め
考えてみるとこうなるか
こんな有名手筋っぽいのを知らないとは
やられた!
これはやられました
実は私はこうゆう図も考えていた
同一図が無いなら最初に作った図でいいや
となっていたのだが
そこで松田作とこの図を合体できないのかと考えた
(ウリンチャージ作図)
よしこれでいいや
今から64年前にはすでに松田作は存在していた。
待宵31番
待宵の中でも有名作
この手順を初めて見た時は
こんなことが出来るのか!?
と衝撃を受けた
手順は
いきなり打ち歩詰めの形になっているので
初手82龍
こんな事をしたら上部に逃げられるかじゃないか!
と思うが
84玉
ここで93龍とすると73玉となり初形に戻るが
好手
73龍
同玉になり
初形から93龍がいなくなっている!?
これで打ち歩詰めが解消されたので
74歩が打てる
後は84玉93角成85玉75馬で詰め上がり。
この有名手筋は初めて見た時は
衝撃を受けた
印象に残る詰将棋であった
そこでこの詰将棋を眺めてみると
今日は時間がない
本当にないので明日考える
次の日
さっき考えた結果
(ウリンチャージ作図)
なんとなく
こうすることにした
打ち歩詰めじゃなくなった
「シンプルな形や」
待宵30番
この有名手筋も待宵に入ってたか
この時代はこれで良かったのだが
この場合はこうなるのか
今だとこうならないので初めて知った
手順は
初手
手筋の61角
同玉に
51角成
同玉は52金で詰むので
72玉
ここで62飛成とすると83玉で逃げられる
62飛成では無く
好手
82金
同玉に
83からの逃走を防ぐ
84香(~89まで可)
ここで72の地点を守る
83銀か83角合
有名手筋とはズバリこれ
84香に72の地点を守る83銀合か角合
そして
62龍
72合に
71銀
後は92玉に72龍同銀82銀成で詰め上がり。
72の地点に合駒した駒が余る
この時代はこれで良かったのだが
どうせ持駒が余るのなら
84香に82の地点を守る83金合か83飛合が発生している可能性がある
私が初めて知ったのがこれ
持駒が余らない形なら銀合か角合になる
余るのなら金合飛合どっちでも余ることに変わりはない
ちなみに初手82金とすると
同玉84香に
71玉か72玉と逃げられて詰まない
最初に馬を61・62の地点に利かせる必要がある。
今なら合駒の部分を抽出してこうなるのだろうか
銀合以外にも見どころのある詰将棋であった
そこでこの詰将棋を眺めてみると
銀合が出る気がしないだろうか?
銀合出てるのに銀合ってどういうこと?
って思う人がいるかもしれないが
(ウリンチャージ作図)
記事書く前に適当に作った
それでは
「あけましておめでとうございます。」