持っている詰将棋の本 永世名人直伝!完全版”自然流”詰将棋⑩

この詰将棋については是非紹介しなければならないのでここに書き記そう。

 


(第163問)

気になる人がいたら解いてみて。

私は最初解いた時は「この詰将棋上手いな。」としか思わなかったが、ある日図面を眺めている時にふと気付いた。

「これはひょっとしたらあれじゃないのかと」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

皆さんにも是非考えて欲しい事がある。

 

この詰将棋を作った時にはすでに3段曲詰めの詰将棋が世に存在していたのだろう。

ある記者が中原さんに

「今3段以上の曲詰めがあるみたいですね。」

と聞かれたときに

 

皆さんも胸に手を当ててよーく考えて欲しい。

もしあなたが第16代永世名人の称号を持つ男だとしたら・・・

もしあなたが通算タイトル獲得数64の男だとしたら・・・

 

私なら作れそうならすでに作っていて

 

「まさか、私がまだ作っていないとでも?」

と答えるだろう。

 

そうである私が気付いたのは

『史上初の2文字での3段曲詰め』

を意識して作っているのではないのだろうか?

である。

開始図

『凸』と『凹』

 

途中図

『凹』と『凹』

 

詰め上がり図

『」』と『。」』要するに終わりの意。ちなみに途中図にもなって

いる。

 

特にラストの収束を見るとこの形にしたくてしているように見える。

 

これが曲詰めになるのか曲詰めにならないのかは私は知らないが。

 

皆さんも胸に手を当ててよーく考えて欲しい。

3段曲詰めが世に存在していて

「今3段以上の曲詰めがあるみたいですね。」
と聞かれたときに

もしあなたが第16代永世名人の称号を持つ男だとしたら・・・
もしあなたが通算タイトル獲得数64の男だとしたら・・・

私なら作れそうならすでに作っていて
「まさか、私がまだ作っていないとでも?」
と答えるだろう。

 

当然、作った詰将棋とは『史上初の2文字での3段曲詰め』にしているのではないのだろうか。