詰将棋について考えてみる 10月18日に出題されていた問題③

②の続き


(暇人 作)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

これって飛車の移動合が出来るなあ。

そうか23に移動質駒をした飛の移動合があった。

21飛があった。

 

ここで23桂12玉21飛成同玉の時は駒が足りないように見える。

①の時に読んでいた詰まない紛れに似ているからである。

 

なので33馬

 

ここで12玉は21飛成で簡単。

なので合駒。

22金合は23桂12玉21飛成同金11飛同金11桂成13玉24金で詰む。

 

22銀合は23桂12玉21飛成同玉11飛同銀同桂成32銀で詰む。

 

そこで22角合

 

これであるこの形である。

飛車の王手に飛車合。角(馬)の王手に角合。

この変化量でこの形が最善なのである!!

私は正直にすごい衝撃を受けた。

 

思わず作者に

「この収束って有名なのそれともオリジナル(自分で考えた形)なの?」

って聞いてみた。

これはどうしても聞かざるを得ない。

 

返答は

オリジナル(自分で考えた形)であった。

 

なっなんだって!?

 

この収束をあっさり本日の詰将棋で出してくる。

詰将棋界とは怖いところである。

 

22角合以降の手順について

23桂12玉21飛成同玉11飛同角同桂成31玉42角41玉51角成31玉42馬で詰む。

 

 

以上の手数を考えると

作意は

23桂打 同飛 31飛 21飛 33馬 22角合 23桂 12玉 21飛成 同玉 11飛 同角 同桂成 31玉 42角 41玉 51角成 31玉 42馬 以上19手

 

そして解説をみてまたもや衝撃をうける。

3手目41飛には21桂合で逃れていると

 

おいおいおい

 

そんな手一切読んでないぞ

一体本日の詰将棋でどこまで考えさせるつもりなんだ!?

 一体本日の詰将棋にどれだけの変化・紛れのある詰将棋を出しているんだ!?

一体どれだけのレベルの詰将棋を本日の詰将棋として出すんだ!?

 

まったくもって詰将棋界とは怖いところである・・・