今週の詰将棋⑧の解説

今週の詰将棋に出したのは下図である。

作意

67歩 56玉 57歩 46玉 47歩 36玉 37歩 25玉 26歩 あ)35玉 36歩 45玉 46歩 55玉 56歩 65玉 66歩 74玉 75歩 64玉 65歩 54玉 55歩 44玉 45歩 34玉 35歩 以上27手詰め

 

詰め上がり図

 

この詰将棋はある有名詰将棋を見た時に全着手突き歩の詰将棋を作りたくなってとりあえず作ってみた。

作り終わった後、おもちゃ箱を見てみたら全着手歩の凄いのがあった。へーあの配置なら1サイクル目飛車の横利きがいらないのかこれは勉強になった。

3段目に飛車置くとすぐ龍になってしまうから全着手歩突きは3段目の飛車まわりの配置が多分今の私じゃ出来んかったからいいや。

 

この詰将棋は作意順あ)のところで34玉の変化がある。

52桂成から53角成が可能な為直ぐ詰む。

代表例として挙げると

44桂は同飛同歩46桂45玉56金35玉36歩で詰む。

 

うむ全着手歩突きはこれはこれでありだろう。

 

 

 

 

 

 

 

最近知った事

最近とても面白い詰将棋を見つけた。

それは詰将棋おもちゃ箱くるくる展示室NO.375だ。

図面は載せない。気になる人は自分で見に行け。

 

何故か趣向手順が図面を見ただけでわかったのである。

これは私に詰将棋の才能があるのだろう。

 

ある詰将棋を作った後日、「歩の段に飛車を置けば歩を消せるんじゃないのか?」とは実は気付いていた。まあ私には作れるかは知らん。

 

自分で作っている時は必然の手順としか思わなかったのだが、他人が作ったのを見てみるととても面白い。これは歩を打っての歩のはがしから収束の金送りが入っている。

 

調べてみると作った人は有名人であった。

こんな短期間に有名人が2人もこの手筋をやるとはこの玉の下を1マス埋めて玉を1つよる手筋はもはや

 

「チャリオッツ手筋」

 

と名付けていいのじゃないのかと思うくらいである。

なぜこれを「チャリオッツ手筋」と私が勝手に言い出したかは

今週の詰将棋②を見ろ。

 

そうである取り敢えずここで自画自賛をしとくべきである。

 

 

 

 

 

 

今週の詰将棋⑦の解説

今週の詰将棋に出したのは下図である。


作意

32金 同飛 23金 42玉 32金 53玉 あ)93飛 い)52玉 63銀 61玉 72銀不成 同玉 74飛 62玉 73飛成行 61玉 91飛成 52玉 51龍 同玉 62銀 52玉 53龍 以上 23手詰め

 

詰め上がり図

 

この詰将棋はある詰将棋が元になっている。

元になった詰将棋はこれ。

永世名人直伝!完全版”自然流”詰将棋 第7問)

この詰将棋を初めて解いた時は「へええ。うまいな。」としか思わなかったが図面を眺めていると「これって飛車を移動質駒にして逆サイドから飛車打つと詰むんじゃね?」と思いその筋から作成した詰将棋である。

 

作意あ)のところだが93飛の限定。93飛にしないと作意順の74飛が出来ない。

 

作意い)のところで63歩合とすると64銀62玉63銀不成61玉72銀不成同玉73飛成寄

歩が持ち駒になったことにより73飛寄成が出来るため早く詰む。

 

この詰将棋は玉方の最善の応手がちょっと面倒くさい事になっている。

今週の詰将棋の解説は以上。

 

今週の詰将棋⑥の解説

今週の詰将棋で出したのは下図である。

作意

87銀 同歩 同銀 97玉 98歩 同金 86銀 96玉 97歩 同金 85銀 95玉 96歩同金 84銀 94玉 95歩 同金 あ)同銀 同玉 86金 94玉 85金 93玉 84金 92玉 83金 81玉 82歩 71玉 72歩 61玉 62歩 51玉 52歩 同金 い)61歩成 同玉 52金 同玉 53金 61玉 73桂 51玉 52歩 41玉 42歩 31玉 32歩 22玉 12桂成 同玉 13歩 同玉 14歩 同玉 15歩 同玉 16歩 同玉 17歩 同玉 18歩 同玉 19歩 同玉 28銀 18玉 19香 以上 69手詰め

 

詰め上がり図がこれ

 

この詰将棋は出来るだけ歩持ち駒の詰将棋を創ろうとして3つの形を考えた。

 

この3つの形を合体させたら勝手に持ち駒が18枚になっていたものである。

3つの形を組み合わせて24に桂置いて12桂成で香を取る形なら特に意識しなくても持ち駒歩18枚になる。

それが下図である。

 

詰将棋らしい要素を入れようとして41に金を置いて65に桂を置いた。

あるサイトを見るとなんとほとんど同じ図があった。

まあ仕方ないね。

急いで2手逆算して持ち駒歩17枚にしたそれが今週の詰将棋に出した図である。

 

作意順にあ)のところだが

ここで調子に乗って83銀とすると最後に歩が1枚足らなくなり詰まない。

73に桂が効いている為、同銀86金から追撃できる。

 

作意順い)のところだが

ここで調子に乗って52金とすると打ち歩詰め逃れが発生して詰まない。

一度61歩成をして打ち歩詰めを逃れを解消する形にする。

だがこの打ち歩詰逃れでキズが発生している。

61歩成同玉52金同玉53金61玉の形と

61歩成41玉52金同玉53金61玉の形が手数変化なく一緒になっている。

同一局面を半永久的に繰り返せる馬ノコが問題無いんやったらこれも問題無いやろと初心者である私は密かに思っている。

 

まあ詰将棋らしく見えるからこの詰将棋はこれはこれでいいだろうと思う今日この頃。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今週の詰将棋⑥

今週の詰将棋に持ち駒歩18枚にしようとして作った後、あるサイトみたらほぼまったくの同一図があるじゃないか!?

なんてこったい。

 

大駒未使用。

成駒無し。

詰将棋らしい要素を出そうとして1段目に金を置いた位置も一緒。

なんてこったい。

 

作者が超有名詰将棋作家みたいなので似たことを考えただけで俺って才能あるんじゃないかと自画自賛しつつ今週の詰将棋を出す。

取り敢えず急遽2手逆算して持ち駒歩17枚にした。

(正解が解った方はコメント欄に手数だけコメントお願いします。ちなみにこの図は同一手数で終わるキズがあるけど手数は変わらん。)

 

詰将棋らしい要素を入れる前の図がこれ。これは解答いらない。