今週の詰将棋⑥の解説

今週の詰将棋で出したのは下図である。

作意

87銀 同歩 同銀 97玉 98歩 同金 86銀 96玉 97歩 同金 85銀 95玉 96歩同金 84銀 94玉 95歩 同金 あ)同銀 同玉 86金 94玉 85金 93玉 84金 92玉 83金 81玉 82歩 71玉 72歩 61玉 62歩 51玉 52歩 同金 い)61歩成 同玉 52金 同玉 53金 61玉 73桂 51玉 52歩 41玉 42歩 31玉 32歩 22玉 12桂成 同玉 13歩 同玉 14歩 同玉 15歩 同玉 16歩 同玉 17歩 同玉 18歩 同玉 19歩 同玉 28銀 18玉 19香 以上 69手詰め

 

詰め上がり図がこれ

 

この詰将棋は出来るだけ歩持ち駒の詰将棋を創ろうとして3つの形を考えた。

 

この3つの形を合体させたら勝手に持ち駒が18枚になっていたものである。

3つの形を組み合わせて24に桂置いて12桂成で香を取る形なら特に意識しなくても持ち駒歩18枚になる。

それが下図である。

 

詰将棋らしい要素を入れようとして41に金を置いて65に桂を置いた。

あるサイトを見るとなんとほとんど同じ図があった。

まあ仕方ないね。

急いで2手逆算して持ち駒歩17枚にしたそれが今週の詰将棋に出した図である。

 

作意順にあ)のところだが

ここで調子に乗って83銀とすると最後に歩が1枚足らなくなり詰まない。

73に桂が効いている為、同銀86金から追撃できる。

 

作意順い)のところだが

ここで調子に乗って52金とすると打ち歩詰め逃れが発生して詰まない。

一度61歩成をして打ち歩詰めを逃れを解消する形にする。

だがこの打ち歩詰逃れでキズが発生している。

61歩成同玉52金同玉53金61玉の形と

61歩成41玉52金同玉53金61玉の形が手数変化なく一緒になっている。

同一局面を半永久的に繰り返せる馬ノコが問題無いんやったらこれも問題無いやろと初心者である私は密かに思っている。

 

まあ詰将棋らしく見えるからこの詰将棋はこれはこれでいいだろうと思う今日この頃。