詰将棋を考えてみる 月下推敲23番⑪
実はあの後すぐ閃いた形があった。
それがこれである。
この図は気になる点がいっぱいある。
この形は原図より駒が2枚も増えている。
しかも変化手順にしか使われない駒が3枚もある。
原図では6筋以上に駒を置いて無かったが1枚おいている。
原図だと4段目までにしか置いて無かったが5段目以降に2枚おいている。
何より最大の悩みは作意以外の手順が広くなったことにより詰む確率が上がったことである。(ソフトを持っていない私には相当危険である。)
この形だと29香31玉には22銀不成で同角同香成同玉で①で読んだ手順で詰む。
29香31玉22銀不成に42玉は33銀不成53玉42角でどうやっても詰む。
そこで29香に32玉だが33歩成同玉22銀不成とした形
ここで44玉なら55角と打てばどうやっても詰む
なので34玉だが25角44玉55金53玉43角成同玉44金打42玉33銀成41玉42歩31玉22香成で詰む。
悩んでいた初手22金同角同銀成同玉29香31玉22角42玉33歩成31角成の紛れは44玉で耐えてそう。
なのでこの形でいってみよう。
さっき気付いたがダメである。
29香31玉22銀不成同角同香成同玉33角23玉24金32玉22角成42玉33歩成53玉31馬62玉①の時読んでた手順が詰まない。
なので74歩を香に変える最悪の修正が必要だ
これなら詰んでる。
これなら耐えてそう。
なのでこの図でコメントをもう一度送ってみよう。
さらに余詰めが厳しくなったな。