今週の詰将棋㉑の解説

今週の詰将棋で出したのは下図。


作意

21銀 11玉 12歩 同成銀 同銀 同玉 あ)23銀 13玉 14銀 い)同成銀 22銀 12玉 13歩 同成銀 同銀 同玉 14歩 同玉 15歩 同玉 24銀 14玉 15歩 同金 23銀 13玉 14歩 同金 22銀 12玉 13歩 同金 21銀 11玉 12歩 同金 同銀 同玉 23金 21玉 22金 以上 41手詰め

 

詰め上がり図

 

この詰将棋の狙いは特にない。あえて言うと銀歩送りだろう。

じゃあ何故この詰将棋を作ったかと言うと銀の打ち場所がそれぞれ違っている事に気付いたからである。

4回打つ銀の打ち場所はそれぞれ21、23、22、24になる。

作意順通りに進めないと歩が余って早詰めか歩が足りなくなって不詰めになってしまう。

 

あ)のところで23銀ではないと歩が足りなくなって詰まない。

 

い)のところで同成銀ではなく同玉だと歩が1枚余り早詰めになる。

 

この形は銀の打ち場所がそれぞれ違うのかという発見があった。

 

 

 

今週の詰将棋⑳の解説

今週の詰将棋で出したのは下図。

作意

52飛 同玉 44桂 同銀 43桂成 同歩 64桂 53玉 42角 同玉 52金

以上11手詰め(左右対称形なので逆でもいい)

 

詰め上がり図

 

この詰将棋の理論の元になったのは駒場さんの「九連環」。

九連環」を見た時に左右対称形を何回も出せば曲詰めになるのかなあと思い作ってみた。

初形

1手目

2手目

9手目

10手目

11手目

 

うむ。取り敢えずやる事に意味があったと考えよう。

 

 

勝手に思ったことを書く

何を書くというかは

しばらく時間が空いたがくるくるNO373である。

気になる人はおもちゃ箱で見るといいんとちゃう。

 

実は私はすぐおどろくのだが

373を考えていた時

「天才か!?」

と思った88歩1枚で飛車の往復が手順限定されていたからである。

 

その後ふと思った実は私の知らないだけで

「実は有名な手筋なのか!?」

わずか歩1枚で飛車の往復を手順限定できるのは有名な手筋なのだろうと信じていたが

 

NO373の解説を見た時驚いた。

新手筋だった。

「天才やったか!」

わずか歩一枚で飛車の往復を手順限定出来る新手筋は見たことない人は見たほうがいいんとちゃう。

 

 

今週の詰将棋⑲の解説

今週の詰将棋に出したのは下図。


作意

63飛成 45玉 56龍 同歩 55金 同玉 47桂 45玉 65龍 36玉 27金 25玉 35桂 58桂成 15金 同玉 23桂成 24合 16金 以上 19手詰め

 

詰め上がり図

 

この詰将棋の狙いは詰方桂の3段跳ね。

出した後にすぐ思った4段跳ねが出来る形だったと。

この図を逆算して作ったのだがこの時に桂の3段跳ねが出来るなと思いこの時は3段跳ねがこの収束でMAXと思っていたので仕方ない。

まあこれは仕方ない。

それよりもまだ逆算したほうが良かったなとも思った。

この図を見てすぐ下図を閃いた。

(すぐ閃いた逆算図)

逆算中に62飛を限定打に出来そうとも思ったがこれは考えて無い。

何故逆算出来なかったかは寒かったからである。

寒い時に詰将棋ずっと考え続けられないのは仕方ないね。

 

ここで新たな発見があった逆算で作った割には詰将棋っぽくない。

それは何故か!?

実に簡単な問題であろう。

それは私が初心者だからである!!