待宵16番

あっ

知ってる!

有名だこれ!

『象戯力草』第34番と同一図である。

これはもはや覚えていた方がいい基本手筋。

手順は

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

初手52角成とすると駒が足りなくて詰まない。

初手手筋っぽく見える51銀も31玉41角成22玉となり詰まない。

そこで初手は盤上の駒を利用する

52歩成

ここで玉側最善の応手は

31玉(ここ超重要)

32玉と逃げると2手早く作意順に合流する。

ここで追撃の

41と

22玉と逃げれば31銀12玉22金で詰む。

(52歩成に対して最初に32玉に逃げた場合は41と32玉の2手が要らなくなるから2手早く詰む)

32玉と逃げた玉に

何も手掛かりの無いところへ驚きの

24桂(ここも重要)

この24桂によって

ぽつんと置かれた36歩が効果を発揮して

何と玉の上部脱出を防ぐ

同歩としたところへ

何と手掛かりを消すように見える

42と

この手によって63角を41に成り込めるようになる。

 

22玉と逃げた場合

31銀(23銀でも可)23玉41角成34玉35金で詰む。

41とを同玉とした場合

ここで手筋の

51銀

41角成に22玉とした場合は

24桂と捨てた効果で23金が打てるので詰む。

41角成同玉42金で詰め上がり。

 

いやー

久しぶりにこの詰め手順を見たけど

流れるような手順が気持ち良さ醸し出してるわ。

シルヴィア・ド・アリシア に対する画像結果

 

 

そこでこの詰将棋を眺めてみると

これほどの有名作だけど

やっておくか

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(ウリンチャージ作図)

創聖のアクエリオン歌詞 に対する画像結果

先人たちがすでに伝えているが

私からも伝えておくか

 

初代大橋宗桂(1555-1634)

さんへ

今でもあなたの作った詰将棋

みんなに親しまれていますよ。