今週の詰将棋㉟の解説
今週の詰将棋で出したのは下図。
作意
22龍 同玉 13金 32玉 34香 21玉 43馬 11玉 44馬 33歩合 22金 同玉 33香成 同角 同桂成 12玉 13歩 同玉 31角 12玉 22角成 以上21手詰め
詰め上がり図
この詰将棋の狙いは「10手目の合駒によって33にいる駒が変わるところと初手13香には12桂合の限定合逃れ」
初手13香に12歩合は
22龍同玉12香成同玉34馬23飛合となって
13歩11玉21金同飛同銀成12歩成32玉22飛31玉21とで詰む。
2手目22桂合とすると
22龍同玉12香成同玉34馬23歩合で
13の地点に金しか打つことが出来ない為詰まない。
そこで初手22龍同玉となる。
ここで23香は16飛が1筋に効いている為詰まない。
13金32玉34香となる。
ここで33の地点に合駒をすると
同香成同角同桂成同玉11角で詰む。
その為34香には21玉43馬11玉44馬と玉を22の地点から11の地点に変えて33で合駒をする。
33桂合には22金と玉の位置を22にして同香成同角同角成とする。
同じようでも33桂成と33の地点に成桂を残した場合は12玉の時に
こうなり詰まない。
33馬の為13桂成が可能になる。
後は同玉31角12玉22角成で詰み。
10手目歩合の時
22金同玉33香成同角同馬と33の地点を馬にすると21玉で
こうなり詰まない。
その為33の地点を成桂にして12玉。
後は13歩同玉31角12玉22角成で詰み。
まあ作意の最後22角12玉11角成同玉22成桂の詰方変長があるがまあ仕方ないだろうと思っている。