今週の詰将棋㉙の解説
今週の詰将棋で出したのは下図。
作意
22桂成 13玉 24銀 同玉 15角 14玉 24飛 13玉 12成桂 同玉 22歩成 13玉 23飛成 同馬 33角成 14馬 23馬 以上17手詰め
詰め上がり図
この詰将棋の狙いは「駒を積んで崩すときに一番最初に積んだ駒を一番最初に崩す。」
この時に一番最初に積んだ成桂を一番最初に崩す。
ちなみに詰将棋らしい手はほぼない為、非常に簡単。
変化として15角に25玉の時、
26飛14玉に24飛となれば作意より2手長いが
24飛では無く33角成が出来る為、早く詰む。
26飛34玉24飛33玉の時
54~94飛とする。
14飛だと24への焦点の合駒が発生して逃れる。
最後は詰め方の駒を余らせない為だけの14馬の移動合をして終わる。
こうしないと詰め方の駒が余ってしまう。
この詰将棋の元になった図はミーナさんのコメントにもあったが収束5手のところである。
(元になった一応自作図)
この時に15角と24飛を積んで崩せるなと思い付き作ってみる。
(要するにこの図)
一番最初に崩す22の駒を盤上に配置したいなと思い作った図が今週の詰将棋に出した図。
詰将棋らしい手がないがまあいいやろう。