今週の詰将棋㊷の解説

今週の詰将棋で出したのは下図。

作意

23銀(成) 同玉 24角成 12玉 34馬 23銀合 24桂 22玉 42飛成 32桂合 同桂成 同銀 33馬 13玉 24馬 22玉 34桂 21玉 32龍 同玉 42桂成 21玉 32銀 11玉 33馬 22金合 同馬 同玉 23金 11玉 21銀成 同玉 32成桂 11玉 22成桂以上 35手詰め 

 

詰め上がり図

 

実は「はてなブログ」に入れなくなっていた。

正直に言うと驚いた。

はてなブログに入れなくなる人は余計なことをしたから入れなくなっただけだろうと思っていたんだが何もして無くても入れなくなっていた。

とすると、はてなブログは何もしなくても入れなくなると考えを変える必要があるみたいだ。

 

この詰将棋の狙いは下図の有名収束。

誰が最初にしたか知らないがこの超有名収束は異常に人気がある。最初にした人を知りたくなってしまう。

これを見ると持ち駒にある銀と桂を合駒で出したくならないだろうか?

そうなると「なら銀合と桂合を出すしかないじゃないか」と思い作成した詰将棋

 

という分けで想定図。実はこの図ですでに銀合と桂合を発生させることが出来る。

が余詰めがある。

作意通りに進んだ時に33馬ではなく14桂で詰んでしまう。

ということで1筋に玉方の駒を利かすために取り敢えず15に飛車を置く。

これで作意順通り進めば詰む。

が、しかし32歩合が詰まなくなる。

15飛が無いと

32桂成同銀33馬13玉の時、ここえ14歩が打てるので詰む。

だが1筋に飛車を利かした関係で詰まなくなる為、取り敢えず35歩を配置。

歩合以外は23に駒が打てるため詰む。

これで作意通りなら詰む。

が、23金合が詰まない。ちなみに角合も詰まない。

ここで24桂22玉42飛成11玉が詰まない。

この時に詰むように取り合えず51香を置いて51龍とするようにしてみるがこれが詰まない。

次の12香を同飛と取ってくれれば同桂成同玉23馬同玉で持ち駒に飛金がある為、21に何を合してても詰む。

が、22玉と逃げられた時が詰まない。

そこで作意順の邪魔にならない44に香を置く。

これで23金合の時、24桂22玉44馬33金合(32と43に利かすのは金合)

42飛成21玉43馬同金32龍11玉12香同飛同龍で詰む。

 23角合は

24桂22玉42飛成32桂合同桂成同角44馬13玉35馬23玉24馬34桂21玉

23香で早く詰む。

これで作意順と金合角合は問題ないのだが、44に香を置いたことによる44馬の余詰め筋だが

 23玉で耐えている。

 

取り敢えず4手逆算して出したのが今週の詰将棋で出した図。

これで解説終わり。すぐ気付いたのだがもう2手逆算しても良かったと思っている。

要するにこの図。

  

 

詰将棋しく見えるのでこれは有りだろう。

 

今週の詰将棋㊶の解説

今週の詰将棋で出したのは下図。

作意

41香成 同玉 21龍 31歩合 61飛 51香合 31龍 同玉 51飛成 41角合 32歩 同玉 33香 22玉 42龍 32歩合 同香成 同角 23歩 21玉 33桂 以上 21手詰め

 

詰め上がり図

 

この詰将棋の狙いは「飛車のサンドイッチで合駒をバシバシ出す」と個人的に「限定香合」と「角合を利用した手筋」。

ちなみに15桂と45桂は合駒制限にする為の飾り駒。

 

4手目歩合は限定。歩合以外にすると飛車のサンドイッチ後に早く詰む。

6手目も香合限定。

これにより狙いの「飛車+合駒+玉+合駒+飛車」の飛車の合駒サンドイッチが完成する。

 

この後31龍同玉51飛成となり

玉が逃げたら簡単に詰むので「玉方からすると23の地点を守る」「詰方からすると23の地点に打てる駒を発生させることが出来る」角合が発生する。

ここで角合以外は例えば銀合は43桂32玉33歩22玉24香13玉23香成で早く詰む。

 

4手目香合した時は角合の時に持ち駒桂香香になり33香に23の地点を守りつつ前に効かない角合となり。

同香成同玉54桂22玉33角31玉32香21玉41龍で同手数駒余りで詰む。

6手目香合では無く銀合した場合は

42銀22玉となりここで23に打てる駒があるので早く詰む。

 

よって角合の時に持ち駒を桂香歩にしておかなければ早く詰む。

(再掲10手目図)

 

ここで32歩と打ち23の地点に打てる駒が無くなるようだが角合を発生させた効果で42龍として23の地点に打てる駒を発生させる。

ここは何でもいいが作意は一応歩合にしている。

 

1段目で飛車を使い玉をサンドイッチする詰将棋を作りたくなってつくってみたがこれはこれでありだろう。

 

 

 

 

 

今週の詰将棋㊵の解説

今週の詰将棋で出したのは下図。

42角成 21玉 43馬 32香合 22金 同玉 33歩成 同香 23金 11玉 33馬 同香 13香 21玉 12香成 31玉 22成香 以上 17手詰め

 

詰め上がり図

 

この詰将棋の狙いは「香合」。一応出した香をすぐ取らずに移動質駒にしている。

合駒が出る詰将棋で限定香合が一番少ないと見たので作ってみた。

まず簡単に香合が最長手順になりそうな仕組みを考えてみると。

①香打の後、香成をするから最長になる。

(一応自作図 13手詰め ちなみに詰将棋っぽい手はない)

②香を歩の代わりに使う。

③取った香で再度合駒を発生させる。

④飛2枚切らして縦の守備に使う。

簡単に作れそうなのを上記4パターン閃いた。

この詰将棋はそのうちの①のパターン。

 

3手目43馬に

桂合は22金同玉33馬

飛金銀合は22金同玉32馬

で簡単。

4手目香合した時、22金同玉に一旦質駒の香の位置を変える33歩成。

ここで13玉は23と14玉13金で詰む。

 

同香に23金11玉33馬と移動質駒にした香を取って終わり。

 

最初に閃いた図がこれ。

取り敢えず2手逆算した時に62飛と13香限定の為15馬を置いてみたんだが、言われてみると確かに勿体ない使い方をしている。が良く考えて見ると作り始めたときから勿体無い使い方をしているので多分無意識のうちに出る癖なんだろうと思っている。