今週の詰将棋㉓の解説

今週の詰将棋で出したのは下図。

作意

34銀 53玉 54飛 42玉 62飛成 31玉 21歩成 同玉 32飛成 同玉 52飛成 42銀(角)合 43銀成 22玉 34桂 12玉 21銀 同玉 41龍 31金合  32成銀 12玉 あ)22成銀 同金 同桂成 同玉 32金 12玉 21龍 以上29手詰め

詰め上がり図

 

この詰将棋は下図の形を詰むように調整して

(この図は調整終わっているので詰む図)

ここから盤上にある34銀と54飛を打って配置するように逆算した図が今週の詰将棋に出した図。

 

2手目42玉は62飛成31玉32龍同玉43銀41玉52歩成31玉32飛で早詰め

 

12手目42銀(角)合以外だと31金合を同龍と取られてしまう為31金合を同龍と取られないようにする為の銀(角)合

42銀(角)合しなかった場合31金合を同龍と取られてしまう。

 

キズがあると書いたのは あ)22成銀のところ

ここ22桂成のどちらでもいい手順前後がある。

 

うむ、実戦形の清涼詰めの詰将棋が作れたのではないのか。

 

 

 

 

 

初心者の疑問2

前回の初心者の疑問にコメントが付いたのでまた調子に乗って記事を書く。

 

今回の図はこれ


23桂成とした時の35合である

私の考えでは実は有効合ではないのか?と今週の詰将棋⑲を作っている時に考え始めて34金に変えた経緯がある。

これは多分有効合ではないのか?

 

そしてこの図

この形で初手18龍とした場合の17金合

始めは議論の余地のない無駄合と思っていたが中段玉にすると有効合に見えてきた。

この時の金合が有効合か無駄合かはもう決まっているのでしょうか?

 

 

 

 

今週の詰将棋㉒の解説

今週の詰将棋で出したのは下図。

作意

12金 同玉 14飛 13桂跳 24桂 22玉 44角 33飛上 12金 31玉 22角 42玉 33角引(成) 52玉 62飛 以上15手詰め

 

詰め上がり図

 

この詰将棋の狙いは「13桂跳ねの移動合」と「33飛上の移動合」

作っている時に「無仕掛け図式」に出来るなと思いしてみた。

 

4手目13桂跳では無く13金合だと

24桂11角同玉12金同金同飛成で詰む。

 

則ち31飛の横利きを通すための13桂移動合

 

44角の時31への退路を開ける33飛の移動合。

 

この詰将棋を作ったきっかけはある詰将棋の解説が元になっている。

発想のきっかけは「21桂を移動合で13に動かす」というアイデアだった。次に21桂を13に移動合する意味づけを考えてみたら、「31飛の横利きを通す」という答えが出てきたわけだ。それでは、「13桂と移動合する」+「33の地点に移動合する」+「他の地点に移動合する」詰将棋を作ってみませんか?

 

 

 

 

 

初心者の疑問

初心者は無駄合について非常に疑問に思うところがある。

ここで33角を打つ

これが無駄合の意見が多くて

 

この図で34角になると

有効合の意見が多くなる。

 

正直に言って初心者には差が分からない。

 

そうなると

初心者は無駄合論に手を出さないのが一番だと分かる今日この頃。