持っている詰将棋の本 永世名人直伝!完全版”自然流”詰将棋⑦

この詰将棋を紹介しよう。

やってみて(第101問)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この詰将棋を解いたとき思った初手32金で詰みそうだと私の「初心者センサー」が初手32金で詰むと反応していると。

 

初心者センサーが初手32金で詰むと思ったら読まなければならない初手32金の変化を

 

32金で12玉は13銀23玉33龍

 

32金同銀13桂12玉は32龍としここで22桂合は

23銀13玉35角24飛合22銀同銀25桂12玉13銀11玉22銀同飛同龍同玉44角31玉32飛同玉33桂成31玉32銀で詰んでいる。

なので桂合以外で22香合は34角13玉33龍23歩合24銀12玉23銀成同香同龍で詰む

なので22銀合そこで45角打ち

ここで13玉は24銀打同玉34龍15玉35龍16玉25銀でどうやっても詰む

そこで32歩の捨て合だが捨て合にならず中合になっている23銀13玉14銀成同玉34龍24歩合25銀15玉24銀16玉17歩同玉37龍16玉27龍で詰む。

 

なので最初に戻って22玉とすると

33銀23玉45角13玉で恐らく22玉は詰まない

簡単に詰むと思った初手32金が詰まない

 

初心者センサーが正常に稼働していた証拠である。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

詰将棋を考えてみる 月下推敲23番⑪

実はあの後すぐ閃いた形があった。

それがこれである。

この図は気になる点がいっぱいある。

この形は原図より駒が2枚も増えている。

しかも変化手順にしか使われない駒が3枚もある。

原図では6筋以上に駒を置いて無かったが1枚おいている。

原図だと4段目までにしか置いて無かったが5段目以降に2枚おいている。

何より最大の悩みは作意以外の手順が広くなったことにより詰む確率が上がったことである。(ソフトを持っていない私には相当危険である。)

 

この形だと29香31玉には22銀不成で同角同香成同玉で①で読んだ手順で詰む。

29香31玉22銀不成に42玉は33銀不成53玉42角でどうやっても詰む。

 

そこで29香に32玉だが33歩成同玉22銀不成とした形

 

ここで44玉なら55角と打てばどうやっても詰む

 

なので34玉だが25角44玉55金53玉43角成同玉44金打42玉33銀成41玉42歩31玉22香成で詰む。

 

悩んでいた初手22金同角同銀成同玉29香31玉22角42玉33歩成31角成の紛れは44玉で耐えてそう。

なのでこの形でいってみよう。

 

さっき気付いたがダメである。

29香31玉22銀不成同角同香成同玉33角23玉24金32玉22角成42玉33歩成53玉31馬62玉①の時読んでた手順が詰まない。

 

なので74歩を香に変える最悪の修正が必要だ

これなら詰んでる。

 

これなら耐えてそう。

 

なのでこの図でコメントをもう一度送ってみよう。

さらに余詰めが厳しくなったな。

 

 

 

 

 

持っている詰将棋の本 永世名人直伝!完全版”自然流”詰将棋⑥

さっき詰将棋パラダイスの懸賞詰将棋というのを生まれて初めてやった。

そして解答を投稿してみた。

私の初心者センサーが正常に稼働していればおそらく合っているだろう。

 

続いて紹介する詰将棋はこれである。

この詰将棋はこの手筋の決定版ではないかと私はひそかに思っている。

そうである数ある全ての詰将棋の中でこの詰将棋がこの手筋の決定版ではないかとさえ私は思っている。


この詰将棋は知らない人にはぜひ解いてほしい(第112問)

それぐらいこの詰将棋を私は推している。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この詰将棋はなんと1筋に打った駒は全て捨て駒で捨てられている。

そして捨てる個所はそれぞれ15・12・13・14と全て違うマスである。

これを私の言葉でクリティカル・ストリートという。

(クリティカル・ストリートとは私がさっき造った造語。1つの筋でしか捨て駒が発生せず、なおかつ4つ以上のマスで捨て駒が発生する手筋)

クリティカル・ストリートの後、2筋に駒を打ったら即詰め上がりである。

そうである前私が書いた完璧の条件を達成しているのである。

 

この詰将棋がこの本の中で一番完成度が高いと思っている。いやそんな生易しいものではないこれは完成されていると思っている。

 

もう一度ここに書き記さなければならない。

この詰将棋はこの手筋の決定版ではないかと私はひそかに思っている。
そうである数ある全ての詰将棋の中でこの詰将棋がこの手筋の決定版ではないかとさえ私は思っている。

 

 

 

持っている詰将棋の本 永世名人直伝!完全版”自然流”詰将棋⑤

ここでこの本の中で実は一番重要ではないのかと密かに思っているまえがきを取り上げたい。

 

普通、プロ棋士詰将棋の本は詰み手筋を覚える詰み形を覚えるがメインなのだがこの本は恐らくあえて変えている。

 

この本では

詰将棋に重要なのは正確な読みだと5行と少し書いているのに関わらず、

詰み形や詰み手筋に関して僅か1行と少しである。

 

詰将棋の本として不自然な感じをうける。

そこで中原さんの気持ちになって考えてみると

 

中原さんは「詰将棋が得意だから終盤強い」って言ってるプロに対して

 

「お前らがやってるのは詰将棋の為の詰将棋なんだよ。正確な読みができてないから終盤弱いんだよ。」

と言っているような気さえする。

 

あの棋界の第一人者の中原誠なら恐らくその意味で文章を書いたのではないかと思う。詰将棋が得意だから終盤強いと言って成績が伴わないプロ棋士への苦言ではないのかとそれが棋界の第一人者として当然であり、常識である行動ではないのだろうか。

 

これが棋界第一人者としての責務であったなら。このまえがきが見れただけでこの本を買った価値があったとさえ思える。

 

 

 

 

持っている詰将棋の本 永世名人直伝!完全版”自然流”詰将棋④

この本に載っている詰将棋で一番気になった詰将棋について書こう。

この詰将棋ははっきり言って冴えないびっくりするくらい冴えない。この本に載っている詰将棋の中で桁違いに冴えない。どれくらい冴えないかというと中原さんにしては冴えないの次元を超えていて、初心者である私が詰将棋の本を作ったとしても載せない。それぐらい冴えない作品である。

それはこれである。第56番

 

9手詰めでこれは本当に冴えない。詰め上げた後、実は余詰め有りで作意は別の手順なのかなと数分間考えたほどである。

そして思った。

一体これは何だ!?。

そしてあの中原さんの気持ちになって考えてみた。

 

あの中原誠がこの詰将棋をわざわざ収録する理由はなんなのか?

あの通算タイトル数64の中原誠がこの詰将棋をわざわざ収録する理由はなんなのか?

あの第16代永世名人中原誠がこの詰将棋をわざわざ収録する理由はなんなのか?

 

そして気付いた気付いてしまった。

 

これは偽作意の問題であると。

 

この詰将棋で42金22玉32龍同馬12飛23玉14飛成22玉12龍

が作意と答えれば間違いで有ることに

 

これは皆さんも中原さんの気持ちになって考えれば簡単にわかることであろう。

 

この問題の作意は

「この詰将棋を素材として詰将棋を作成せよ。」

であることに

すなわちこれが解答である。

全て冴えない手順で統一している。

(一応自作。余詰めがいっぱいありそう13手詰め。暇な人いたら余詰め有るかみて)

 

そうである。作意は素材にした詰将棋を作成することである。

 

これくらい自称永世名人直伝!完全版”自然流”詰将棋3級鑑定士の私からしたら造作もないことである。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

持っている詰将棋の本 永世名人直伝!完全版”自然流”詰将棋③

続いてはこの詰将棋について語ろう

第120問

考えたい人は考えてみて

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この詰将棋を解いたときこう思った

「おいおい。やりすぎだろ。」

ここで君に問題「詰将棋3大手筋」である

「退路封鎖」「打ち換え」「邪魔駒消去」の順に発生させると最短手数は何手であろうか?(詰将棋3大手筋とは今私が作った造語である。退路封鎖、打ち換え、邪魔駒消去の3つを指す)

 

答えは9手である。

 

ちなみにこの詰将棋は9手である。

「退路封鎖」「打ち換え」「邪魔駒消去」を順に発生させて9手なのである。

手筋以外の手が驚愕の0手。

これを私の言葉で「完璧」と言う。

この記事を見た人は良く考えてみるといい。

市販の詰将棋の本に「詰将棋3大手筋」を発生させてそれ以外の手が0の詰将棋がいったいどれくらいあるのかを

詰将棋の本たいして持ってない私はどれくらいあるか知らない)

それをあまつさえ好手順でまとめている。

初心者にはとうてい真似できない玄人技である。

 

流石中原誠である

流石通算獲得タイトル数64の中原誠である

流石第16代永世名人中原誠である

流石報道陣を自分の家の庭に入れて不倫取材をうける中原誠である

 

 

 

 

 

 

持っている詰将棋の本 永世名人直伝!完全版”自然流”詰将棋②

続いて取り上げる問題はこれである。

この詰将棋は普通の詰将棋である(第16番)

考えたい人は考えてみて

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この詰め将棋を解いたときこう思った13歩の意味ってなんだろう?

無駄駒じゃねえこれって?

 

そしてそれよりも得意の「初心者センサー」が発動した。

初手51銀で詰む可能性があると。(初心者センサーで詰むと思った紛れはまず詰まないそして初心者センサーで詰まないと思った変化は簡単に詰む。これが初心者センサーである。)

初心者センサーで詰むと思ったら考えなければならない。

すなわち初手51銀からの詰み手順を

同飛は54桂同馬なら作意順と同じ(ちなみに作意手順は書かない気になる人は自分で調べろ)

同飛は54桂52玉62金41玉43飛成こうなれば詰んでる

同玉は43飛成でこうなる

ここで61玉83角62玉54桂73玉74金82玉52龍なら詰んでいる

61玉83角に72銀合52金71玉41龍61歩合72角成同玉61龍82玉63龍73桂合74銀94玉93飛同玉73龍となれば詰む

そこで62玉をする。

51角71玉72金同玉52龍83玉63龍92玉84桂91玉93龍で詰む

62玉51角63玉

これが私の読みじゃ詰ませれん。

(上記読みは全て私の初心者読みなので違う可能性も充分ある)

 

すなわち詰むと思った紛れが詰まない

これが「初心者センサー」である。